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『倉敷・平翠軒のごちそう宝箱』の隅をつつく・吉田牧場 [本の紹介]

岡山県の山中に吉田牧場がある。
日本でもっとも有名なチーズ工房のひとつだが、
牧場をはじめた頃はまだ水も通っていなかったという話を
吉田牧場の吉田全作さんから聞いたことがある。
初めて吉田全作さんに会ったのは2001年5月。

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吉田牧場のチーズを扱っていた、
平翠軒の森田昭一郎さんといっしょに吉田牧場へ出かけていった。

昨秋、久しぶりに吉田牧場を再訪したのだが、
フランスでチーズ作りの修業をした息子の原野さんとチーズを作っていた。
工房の規模が大きくなり、以前はなかった地下貯蔵用に
ラクレットなどを寝かせていたが、製法は昔と同じだった。

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平翠軒は岡山県倉敷市の美観地区と呼ばれる場所にある。
近くには大原美術館、アイビースクエアガーデンなどがある観光のメッカだ。
倉敷は戦災にあっていないため、いまも古い町並みが残っている。
大原美術館があったため、倉敷は戦災にあわなかったとされる。
大原美術館は、大原孫三郎が収集品の絵画を展示するために創った。
詳細は、城山三郎著『わしの眼には十年先が見える』(新潮文庫)をお読みください。
片や、平翠軒は、食コレクターの森田昭一郎さんが開業した。
31坪の店内には、旨そうなものが所狭しと並んでいる。

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平翠軒では同じ岡山のよしみもあり、吉田牧場の名が全国区になる前から
吉田全作さんのチーズを扱っていた。
吉田牧場の名が有名になるにつれ、
吉田牧場から届くチーズの数が減っていったが、
それでもラクレットや、ときどき、カチョカヴァロが送られてくる。
カチョカヴァロはひょうたん型のチーズだ。
自分の牧場でとれた牛乳だけでチーズを手作りしているので数に限りがある。
運良く手に入ったら、ステーキにするといいだろう。

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初めて平翠軒を訪れたのは、2001年3月のことだ。
以来数えられないぐらい出かけている。
平翠軒には、見たこともない食材がいつも並んでいる。
すべての商品にはどこの誰が作ったものなのかが書かれた
手書きのポップが添えられている。
それをひとつひとつ読んでいると、すぐに時間が経ってしまう。
しかも行く度に新しい商品が増えている。
おかげでいつも新鮮な気持ちで店内の散策を楽しめる。

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4月20日、銀座松坂屋の跡地に銀座平翠軒がオープンする。
それを記念し、小学館から『倉敷・平翠軒のごちそう宝箱』が出版された。
著者は、当主の森田昭一郎。
「『平翠軒のごちそう宝箱』の隅をつつく」と題する一文を
デブログに綴っていくことにしました。

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森田昭一郎さんがなぜ平翠軒をオープンしたのか。
その経緯を『平翠軒のうまいもの帳』(2005年発行/えい文庫)に
書かせていただいた。
絶版だが、平翠軒で購入可能だ。取り寄せも可能。
興味があればご一読ください。

〈撮影/河谷俊輔(カンゴロー事務所)、一部中島〉

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